取引先や友人、知人などが新しくお店をオープン、出店したとき、病院やクリニックを開院、開業されたときに贈る胡蝶蘭です。胡蝶蘭の花言葉には「幸運が飛んでくる」という意味があります。豪華さと高級感がある胡蝶蘭は、切り花よりも花もちもよく、これから新しいスタートを飾るには大変喜ばれるお花です。
以下におすすめの胡蝶蘭や贈るタイミング、相場、祝札の書き方などを簡単にまとめてみました。
胡蝶蘭を贈るタイミングとマナー
贈るタイミングは開店、開業の当日、もしくは前日・前々日に贈るのが一般的です。ただし、開店の当日は忙しいかと思いますので、できれば前日までに贈ってあげるほうが親切かもしれません。
病院やクリニックなどの開院では、事前に関係者のみの内覧会などを催されることが多いようです。その場合も、内覧会の前日までに贈ってあげることをおすすめします。
開店の当日は、商売繁盛を願って、会社やお店の入口付近に、色とりどりのお花や胡蝶蘭がならび、取引先の開店祝いや開業祝いのお祝いを兼ねて訪問したりします。
胡蝶蘭の相場などは?
ご予算にもよりますが、個人の開店祝いなどでは1~2万程度、会社関係であれば2.5~5万円程度が多いようです。また病院、クリニックなどの開院祝いになると、少し高めの胡蝶蘭を贈る方が多いようです。白色の胡蝶蘭が定番です。
祝札のタイトル
御祝、祝、祝開店、祝開業、祝開院、開店祝、祝御開店、などと朱色で記入し、黒字で贈り主などの名前を記入します。
祝札の記入例
- ●パターン1(贈り主とお届け先の両方を記載)
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御祝 株式会社 △△△△ 代表取締役 △△△△ 様へ
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○ 与利
- ●パターン2(贈り主のみ記載)
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祝開店 株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
○○○○は贈り主の名前です。祝札の目的の一つとして、第3者が見て、この胡蝶蘭が誰からの贈り物なのかが分かるようにお名前をつけておくようなものです。そのため、パターン1、パターン2ともに、「贈り主」のお名前(○○○○)は記入することをおすすめしています。その上で、パターン1の方がより丁寧な書き方ですが、会社名やお名前の文字数があまり多くなると、その分、文字の大きさが小さくなり、読みづらくなることもあります。弊社としましてはパターン2をお勧めしています。
贈り主側 の「○○○○与利」という書き方は「相手に利益を与える」という意味です。縁起の良い言葉なので、弊社ではこのような書き方をします。
種 類
贈答品用の祝札・メッセージカードについては、下のサンプルのように木札・紙札・メッセージカードをご用意しております。
木札についてはすべて、筆書きによる手書きになります。
木目調紙札・メッセージカードはワープロの印字となり、無料です。
■入札(いりふだ)について
入札(いりふだ)は、お客様が入りますようにと、札の上部が「入」という形に なっています。昔から、御祝い事にはおすすめの祝札として利用されています。
祝札の裏書きについて
祝札の裏側に、胡蝶蘭を贈った記念日やメッセージを入れるサービスです。
「商売繁盛」 「千客万来」などのお祝いメッセージを入れることができます。
木札についてのみ対応可能です。
上記札代にプラス600円(税込)となります。
開店祝いの日は大安吉日などの縁起のいい日が多く、当事者にとって大切なお祝いの記念日です。
「平成○○年○月○日 大安吉日」、その日が大安でなければ「平成○○年○月吉祥日」と入れてあげると後々まで喜ばれるかと思います。
「商売繁盛」「千客万来」などのお祝いのメッセージをプラスで入れてあげることも可能です。
メッセージカードについて
メッセージカードは無料でお作りします。(64文字以内でお願い致します。)カードのデザインは変わることがあります。
〈記入例〉
ご開店おめでとうございます!
商売繁盛とご発展をお祈り申し上げます。
株式会社○○○○ 営業部長 ○○○○
祝ご開業
この度の開店にあたり心よりお慶び申し上げます。
ご商売のご繁盛と、皆様のご健勝をお祈り致します。
○○大学野球部OB 有志一同