事務所やお店の移転、リニューアル、個人様のお引越しなど新たなスタートをお祝いするには、縁起の良い胡蝶蘭がお薦めです。「根付く」という意味のある鉢植えのお花は、移転祝いには大変喜ばれます。白色の胡蝶蘭がお薦めです。昔からの風習で「赤」は火事を連想させることから、移転祝いには不向きとされています。白赤リップ色、ピンク色などは控えた方が無難でしょう。しかし、最近では風習にとらわれない方も多いので、お好みに合わせるのも良いです。
胡蝶蘭を贈るタイミングとマナー
胡蝶蘭を贈るタイミングは移転後の業務開始日、もしくはその前日までに贈るのが一般的です。但し前日の場合、胡蝶蘭を受け取っていただけるかどうか確認しておく必要はあります。生花ですので移転日や開設日は必ずご確認ください。移転後は、新しい事務所やオフィスでのスタートとなり、業務開始の当日、もしくは翌日以降でもできるだけ早く、移転先の方に挨拶に行くのが一般的です。
胡蝶蘭の相場などは?
ご予算や取引先との関係にもよりますが、企業やお店の場合、たくさんのお花が並ぶことが予想される為、ある程度ボリュームのある見栄えのする胡蝶蘭をお薦めです。3万円前後が人気です。
祝札のタイトル
御祝、祝、祝移転、祝リニューアル、移転祝、祝リニューアルオープン、御移転御祝、ご移転御祝、祝御移転、などと朱色で記入し、黒字で贈り主などの名前を記入します。
祝札の記入例
- ●パターン1(贈り主とお届け先の両方を記載)
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御祝 株式会社 △△△△ 代表取締役 △△△△ 様へ
株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○ 与利
- ●パターン2(贈り主のみ記載)
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祝移転 株式会社 ○○○○ 代表取締役 ○○○○
○○○○は贈り主の名前です。祝札の目的の一つとして、第3者が見て、この胡蝶蘭が誰からの贈り物なのかが分かるようにお名前をつけておくようなものです。そのため、パターン1、パターン2ともに、「贈り主」のお名前(○○○○)は記入することをおすすめしています。その上で、パターン1の方がより丁寧な書き方ですが、会社名やお名前の文字数があまり多くなると、その分、文字の大きさが小さくなり、読みづらくなることもあります。弊社としましてはパターン2をお勧めしています。
贈り主側 の「○○○○与利」という書き方は「相手に利益を与える」という意味です。縁起の良い言葉なので、弊社ではこのような書き方をします。
種 類
贈答品用の祝札・メッセージカードについては、下のサンプルのように木札・紙札・メッセージカードをご用意しております。
木札についてはすべて、筆書きによる手書きになります。
木目調紙札・メッセージカードはワープロの印字となり、無料です。
■入札(いりふだ)について
入札(いりふだ)は、お客様が入りますようにと、札の上部が「入」という形に なっています。昔から、御祝い事にはおすすめの祝札として利用されています。
祝札の裏書きについて
祝札の裏側に、胡蝶蘭を贈った記念日やメッセージを入れるサービスです。
「商売繁盛」 「千客万来」などのお祝いメッセージを入れることができます。
木札についてのみ対応可能です。
上記札代にプラス600円(税込)となります。
「社運隆盛」「商売繁盛」「千客萬来」「一斗二升五合」「春夏冬二升五合」など縁起の良い言葉が好まれます。
「一斗二升五合」とは、「一斗」は5升の倍「ごしょうのばい」(御商売)、「二升」は升が2つで升升「ますます」(益々)、「五合」は一升の半分で「半升」「はんじょう」(繁盛)となり「御商売益々繁盛」を意味します。同様に「春夏冬 二升五合」とは、「春夏冬」は「商い(秋ない)」、「二升」は升が2つで「升が倍(商売)」となり、「商い、商売繁盛」を意味します。
日付けについては「平成〇〇年〇月〇日」とはっきり記入しづらいようであれば、「平成〇○年〇月吉祥日」という書き方も一つの手法です。
メッセージカードについて
メッセージカードは無料でお作りします。(64文字以内でお願い致します。)カードのデザインは変わることがあります。
〈記入例〉
ご移転おめでとうございます。
貴社のますますのご発展と皆様のご健勝を
お祈り申し上げます。
株式会社○○○○
営業部長 ○○○○
リニューアルおめでとうございます。
ご繁昌とご発展をお祈り申し上げます。
ご商売のご繁盛と、皆様のご健勝をお祈り致します。
○○○○株式会社 ○○支社
支社長 ○○○○